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腰痛とは・・・・

2020/12/17
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こんにちは。安東院の泊野です。

今回は腰痛についてお話したいと思います。腰痛は多くの方が腰痛の経験があると思います。
あるデータでは83%の人が腰痛を経験するそうです。つまり、腰痛を経験する人の方が、圧倒的に多いのです。そして慢性的な腰痛は、なかなか完治が難しいのが現実です…。腰痛になると、精神的にもガクーンとなりますね。

腰痛には、大きく分けて2種類あります。
急性腰痛症 ②慢性腰痛症

簡単に言うと、①急に痛くなる ②ずっと痛いのす。まーそのままです。
腰痛には、大きく分けて2種類あります。





腰痛症 
 
腰痛という症状はあっても、その原因と思われる器質的病変が明らかでないもの(骨や関節、椎間板などに特別な異常が見られず、原因のはっきりしない場合)を腰痛症といいます。腰背筋の疲労で起こる腰痛等にもこの病名が付けられます。
所謂ぎっくり腰とは、ぎくっとして急激に起こった腰痛の総称(急性腰痛症)で、一つの独立した病気ではありません。腰部の筋肉、靭帯、椎間板、椎間関節の損傷等が考えられます。


変形性脊椎症 
 
椎間板の老化現象が隣り合わせの脊椎骨に影響を与えて脊椎骨に変形を起こす状態をいいます。


腰椎椎間板ヘルニア 
 
椎間板に強い力が加わって線維輪の亀裂から髄核が押し出された状態をいいます。


腰部脊柱管狭窄症 

脊柱管のまわりの骨、椎間板や靭帯の変化のために脊柱管が狭くなり、その中の馬尾神経や神経根を圧迫する状態をいいます。


腰椎分離症・腰椎すべり症 

 脊柱骨の前方部分と後方部分との連絡部に骨折のような分離が起こるものを分離症、その結果上部の脊椎が前方にずれるものをすべり症といいます。


骨粗鬆症 
 
骨のカルシウムの吸収と排泄のバランスがくずれ、骨がスポンジ状にもろく、折れやすい状態になったものをいいます。骨粗鬆症だけでは腰痛は起こりませんが、二次的に圧迫骨折などの背骨に変形が起こると腰痛が出ます。



腰痛が多い原因は、元来、哺乳動物の骨格と筋肉は四肢で這うのに適するように構成されています。人類は進化の過程で2本足で歩行するようになりました。この際、一番変化したのが骨盤の位置(傾き)です。四肢歩行の時に横になっていた骨盤が直立歩行するにあたり60度起き上がったのです。あとの30度は腰椎の前湾と胸椎の後湾でバランスをとって直立歩行をしているのです。即ち斜めに傾いた基盤(骨盤)の上に重い上半身が乗っているという不安定な状態にあるのです。当然腰部への負担が大きくなり、腰痛を起こし易くしているものと思われます。その様な観点から、腰痛は人類の宿命ともいわれております。簡単に言うと、筋力低下と、姿勢が悪いからです。
腰痛の原因となる疾患に、加齢、既往歴、運動過多、運動不足、不注意な動作、労働条件、生活条件、過労、ストレスなどの要素が加わって腰痛を起こすものと考えられます。
一つずつ分析しましょう。


加齢→しょうがない。「時を戻そう」なんて無理です。

既往歴→一度、怪我したら弱くなるよね。

運動過多→ストイックすぎ。自分に優しくね。

運動不足→走れ。気合いだ。

不注意な動作→中腰が負担が凄いんですよ。物を拾う時は、腰を曲げずに、膝を曲げましょう。横着すな。

生活条件→人生色々。男も色々。女だって色々咲き乱れるの。

ストレス→生きてる証拠。だけど、辛いですよね。

まー話に一貫性が無いですが、腰痛防止に大切なのは、筋トレとストレッチです。

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