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自律神経の話
- 2021/02/25
- ブログ
こんにちは!中久保です。
2月に入り暖かくなってきたなと思ったら大雪が降り、びっくりしましたね。
まだまだ寒い日が続きますので、体調を崩さないよう気を付けて下さい。
さて今回は「自律神経」のお話。
みなさん「自律神経」という言葉をきいたことがあるでしょうか?
「よし、やるぞ!」と気合を入れたときに働く「交感神経」と
ゆっくり休もうと思ったときに働く「副交感神経」の2つに分類されます。
自律神経は血管・胃・肺・心臓・汗腺など全身を24時間制御しています。
この自律神経のバランスがとれなくなると、眠れなかったり、
心拍数が上がったりと身体に不調が出てきます。
ではそのような体調不良になりにくくするにはどうすればよいか。
☆日光を浴びる。
目から光の刺激を入れることで、体内では「セロトニン」が活性化されます。
「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質のセロトニンは
自律神経を整える働きがあるそうです。
また日差しをたっぷり浴びることで体内時計がリセットされ
睡眠の質を上げる効果があります
☆朝食をしっかり摂る。
朝食を抜くと自律神経の乱れにつながりやすいといわれています。
☆軽い運動をする。
軽い運動で血流をよくする。ストレッチで凝りをほぐすだけでも
毎日することで効果がでてきます。
☆毎日お風呂につかる。
毎晩シャワーで済ませてしまっている方も少なくないと思います。
入浴することのメリットは36~40℃程度のお湯に浸かることで
副交感神経が優位になり、心身がリラックスしやすくなるので
良い睡眠にもつながります。
☆首を温める。
冷えや疲労感も自律神経の乱れによる主な症状です。
首には太い血管が通っているため、温めることで全身の血流がよくなり
冷えや疲れも解消されやすくなります。
☆その他
耳マッサージ、就寝前のスマートフォンを控える、良質な睡眠
適度な昼寝、食生活の改善など。
自律神経のバランスを整えるという視点から日常生活を見直すことで
ストレス解消や規則的な生活習慣につながり、頭痛や不眠、倦怠感などが
改善されやすく健康的な身体づくりにも役立ちます。
※今回のお話は、「図解 眠れなくなるほど面白い自律神経の話」
小林弘幸著(出版:日本文芸社)の一部をご紹介したものです。
当院にも書籍を置いておりますので、ご来院の際に興味のある方は
ご覧ください。