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頭痛
- 2021/11/08
- ブログ
こんにちは 安東院の中久保です。
11月に入りましたね。
さてクイズです。
日本人で多い頭痛の種類はどれ?
①副鼻腔炎による頭痛。
②髄膜炎による頭痛。
③片頭痛
④緊張性頭痛
答えは、④緊張性頭痛です。
今回は「片頭痛」と間違いやすい「緊張性頭痛」についてお話しします。
15歳以上の日本人のおよそ5人に1人が悩んでいるおなじみの頭痛といえます。
「緊張性頭痛」とは。。。
頭の周り、首の後ろから肩、背中にかけて筋肉が緊張をするため起こる頭痛です。
痛みは後頭部を中心に頭の両側や首筋にかけて起こり、頭をバンドで締め付けられて
いるような感じとか、頭に大きな荷物を抱えているような感じと表現されることが多いです。
「片頭痛」との違い。。。
多くの場合、ズキズキとした拍動性の痛みではないこと(頭を動かしても痛みが
激しくならないこと)、吐いたりすることもありません。そのため能率は落ちる
ものの、我慢すれば何とか仕事や家事を続けることが可能で、日常生活に大きな
支障を来す片頭痛とは異なります。
緊張性頭痛は男性より女性の方が1.5倍程度多いといわれています。
ストレスが大きく関わっているため、幅広い年齢層に分布しています。
緊張性頭痛の原因。。。。
心身のストレス。長時間のパソコン作業やデスクワークでうつむいた姿勢を
続けると首や肩の筋肉、頭の筋肉などが緊張し、血流が悪くなります。
その結果、筋肉が疲労し神経が刺激されて痛みが生じます。
また、ショルダーバッグやリュックサックを肩にかけるというような特定の
姿勢を続けることで発生する場合もあります。
緊張性頭痛には「反復性緊張性頭痛」と「慢性緊張性頭痛」があります。
・反復性緊張性頭痛・・・痛みも軽く短時間で治まります。
・慢性緊張性頭痛・・・連日痛みが持続。
対処法
マッサージやストレッチをする。
デスクワーク中に頭の重さや肩こりを感じたら休息を取って首筋や肩をマッサージ
したり簡単な体操やストレッチをして、身体をほぐすようにしましょう。
可能ならコリや痛みを感じる場所にカイロや蒸しタオルを使って温めるのも効果的です。
当院でも頭痛の患者様が多いです。症状にもよりますが、痛みの緩和をすることは
可能ですのでお気軽にご相談ください。