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O脚にご用心
- 2022/03/02
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両膝の間に隙間があるO脚。
靭帯や筋肉の位置などが特徴的な日本人に多いといわれています。
このO脚は放っておくと膝痛の原因になることがあります。
また、高齢になって現れる「変形性膝関節症」の予備軍になるかもしれません。
O脚になると膝の内側に負担がかかりやすくなり、その状態が長く続けば、膝の内側の関節の軟骨がすり減り、骨がこすれあって痛みが増します。
「なんとなく膝が重い」という違和感に始まり、長時間座っていると関節がこわばって痛みがさらにひどくなることも。
症状が酷くなると手術が必要になる場合もあります。
「O脚かも」と思ったら生活習慣の見直しから
O脚は、太ももの内側にある内転筋の筋力低下でおこりやすくなります。足を閉じる力が弱まると骨盤に歪みが生じ、膝が外側へ向きます。
猫背などの姿勢の悪さや、足を組むなどの習慣も要因になります。
また、O脚の方の特徴としてガニ股歩きや靴底の外側が減りやすい、ぺたんこ座りをよくする、足をクロスして立つことが多い、があります。
思い当たる方はこれらの生活習慣の見直しとともに、太ももの内側の内転筋を鍛えるトレーニングを今から始めましょう。
タオルはさみトレーニング
タオルを用意してください。
太ももの間にタオルをはさみます。タオルを潰す様に10秒間キープしたらゆっくり力を抜きます。
この動作を5回、朝と夕に1回ずつです。
内転筋を鍛え膝の内反を防ぐトレーニングです。内転筋は股関節を動かすために重要な役割を担っておりますが、普段あまり使えていないという人も多く衰えやすい部分でもあります。枕の他にボールやまくらを使用してもオッケーです。
予防や改善についてのトレーニングをお伝えしましたが、痛すぎて日常生活に支障がある方は迷うことなくご来院、並びに訪問鍼灸をご利用ください。