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肘の痛みに対するエクササイズ

2022/06/08
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手や腕には関節が多くあり、中高年になって痛みなど何らかの症状が出ている人は少なくありません。

というのも、手や腕には動きを補う筋肉が少なく、その分、関節の負担が大きくなりダメージを受けやすくなるからです。

特に仕事や趣味で指、手首をよく使う人は注意が必要になります。


手や腕の関節の痛みの中でも中高年から増えてくるのが、肘の痛みです。

代表的な症状は2つあります。

肘の外側が痛む症状を、上腕骨外側上顆炎、通称「テニス肘」と言います。

そして、肘の内側が痛む症状を「ゴルフ肘」と言います。

どちらも関節への過剰な負荷や、加齢に伴う腱の柔軟性の低下によって炎症が起きている状態で、痛みの部位が肘の外側と内側という違いがありますが、対処法はどちらも同じで、まず痛みが続くようなら筋肉を休ませます。

そして痛みが落ち着いてからストッレッチでほぐすことが効果的です。
無理をしない程度に少しずつ始めましょう。




ストレッチする方の腕を肩の高さまで前に突き出します。
反対の手で、指の第一関節から上を押さえ、手前に引きます。
肘の内側の筋肉が伸びるのでゴルフ肘に効果的です。




手首を下に返し、手の甲を前に向けます。
反対の手で指先を押さえて手前に引きます。
肘の内側の筋肉が伸びるのでテニス肘に効果的です。


それぞれ10秒を5セットを目安に朝と夕方に行ってください。


今回は肘の痛みに対するストレッチをお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

痛みがなかなか治らない、早く治したいという方はご来院ください。


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