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鍼灸の成り立ちについて(^o^)
- 2022/05/11
- ブログ
こんにちは!
今回は鍼灸治療の成り立ちについてお話していこうと思います。
鍼灸治療は今から二千年以上前の中国で誕生しました。
当時は先のとがった石や骨などを使って治療していたらしいです(´▽`)
その後中国では庶民に広く伝わり、日本には6世紀頃に朝鮮半島経由で伝わってきました!
その後、携わった沢山の先生によって日本の鍼灸治療は独自の形で発展していきました!
日本の鍼灸の大きな特徴と言えば「管鍼法」と言われる技法で江戸時代の盲人、杉山和一が考案したものです
管鍼法とは下のイラストのように鍼を刺入する際に管を使う方法です(*‘ω‘ *)
管を使うことで安定するので刺入時の痛みを少なく出来ます!
私も初めて治療を受けた時「え、今鍼刺さってるんですか!?」
と聞いたくらい痛みを感じなかったです(◎_◎;)
ちなみに中国の鍼治療は管を用いずに鍼をスッと刺入する方法が多く
使用する鍼の本数が多いので刺激量が多めになっております。
それぞれの土地の特性に沿って鍼灸治療は発展してきたのですね(*´▽`*)
その後も明治~大正~昭和と続き
昭和54年にWHO(世界保健機関)が鍼灸治療の適応疾患となる四十三疾患を発表したのち
アジアだけでなく、アメリカやヨーロッパでも広く鍼灸治療が使用されております!!
いかがでしたでしょうか?
日本に大昔からある治療法ですが意外と知らないことが多いですよね(^○^)
二千年以上前からある鍼灸治療、無くならずに続いてきたのは多くの人の体の悩みを解決してきたからだと思います。
特にお若い方にはなじみが無いかもしれませんが、多くの方に鍼灸治療を体験して頂きたいです!