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膝・腰の痛みは足首が原因?足首はまっていますか?

2023/01/24
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おしゃれは足元から、健康は足首から。どうも河野です。

足首の不具合から、膝の痛み、股関節の痛み、腰の痛みなど、色々と問題が引き起こされる可能性があることをご存知ですか?

はぁ? (# ゚Д゚)?
こいつまたテキトーなコト言いやがって!と思ってますよね?

ではまず、この動きができるか、やってみてください。

やり方は簡単。

まっすぐ立った状態から、一歩前に足を出す。コレだけです↓



左が正常。

右は問題あり。

この違いがなんだか分かりますか?

ヒントは「ニーイン!トゥーアウト!」

ニー(膝)
イン(内側)

トゥー(つま先)
アウト(外側)

つまり、足を前に出したときにつま先と膝がまっすぐ前を向けられれば正常。
膝が内側に、つま先が外側に向くようなら問題ありです。
膝の角度も見ていますが、膝が悪いのではなく、悪いのは足首です。



問題ありの人でも、つま先を意識的にまっすぐにすることはできます。
でもこの場合、相対的に膝は内側に入ってしまいます。

大丈夫なはず!と思いたいところですが、自分の状態を受け入れましょう(*´∀`*)


ではこれはどうでしょう?

つま先立ちです。
できるだけ高くかかとを上げてください。

左が正常。

右が問題あり。

見ただけでも違いが分かると思いますが、親指の付け根あたりで支えられれば正常です。
かかとを高く上げるほど、小指の付け根あたりで支えるようだと問題ありですね。

おまけに問題ありの場合、非常にぐらつきます。

捻挫には程度によって損傷のグレードがありますが、内出血を伴うレベルの捻挫を2回もすると靭帯は伸びてしまいます。
本来ならリハビリが必要ですが、痛みや腫れが引くと、皆さん治ったと思いがちですよね。

痛いか痛くないかも大事ですが、正常に機能するか(動くか)?が大切です。

足首がうまく機能しないと膝から下が外に向きはじめ、膝の内側に痛みが出ます。

膝が痛いと股関節でフォローしようとして、動きが悪くなります。

股関節の動きが悪くなると、安定していた骨盤が動き始めて腰痛が出ます。


どうですか?


このように関連付けされると納得しやすいですよね。

必ずしも腰の痛みに足首が関係しているとは限りませんが、割りと見られる現状です。
また、腰にまで痛みが派生していなくても、膝の動きに異常が発生しているケースもあります。

先日バスケットボールをしている女子高生を施術しましたが、足首はプランプランでした。(写真は撮り忘れました。すみません。)
足首の痛みは1ヶ月以上続いているとのこと。

彼女は前十字靭帯断裂の既往歴があることと合わせて膝は内側に入り込んでおり、アライメント(正常な状態であること)が崩れていました。

こうなるとパワーが十分に伝達できず、十分なパフォーマンスが発揮できません。
運動することはできますが、踏ん張っても力が逃げて、出力が上がらない状態です。

バスケットは競技特性として比較的捻挫が発生しやすいスポーツですし、彼女は中学から県の選抜選手であったり、インターハイにも出場したりと、運動強度が高いうえに、回復に充てる休養・リハビリの時間が十分でなかったことが原因と思われます。

因みに病院では足首のハマリが悪いと指摘されたものの、十分な治療は受けられず、症状は改善しなかったそうです。

1回目の施術で10の痛みから5まで低下。
足底接地面のグリップ感も良くなったとのことで、客観的に動きもスムーズになったと思います。

4月からは大学生。2月には膝のボルトを抜きに福岡まで行くそうなので、当院での施術期間はあと少ししかありません。
残された時間で、可能な限り機能回復に繋げたいと思います。

こういった症状は受傷直後だけではなく、数年立っても残ったままだったりします。
気になる症状、思い当たる節のある方は、お気軽にご相談ください。

はな鍼灸整骨院でお待ちしております。


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