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ブログ・お知らせ
意外と知られていない体の歪みの原因
- 2025/02/05
- ブログ
みなさん、おはようございます。
はな鍼灸整骨院の材木です。
身体の歪みの原因として
骨盤の歪み、足首の歪み、左右の方の高さ
いろいろなことが考えられますが
今回は肋骨の歪みが体の歪みと
大きく繋がりがあるとされる
【リブフレア】についてお話します。
リブフレアとは肋骨が外上方に開ききっており
呼気時の肋骨の閉じてくる動きが得られていない状態のことです。
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リブフレア(肋骨が外上方に開いている)したままだと、背中が丸まりません。
この状況の場合には肋骨本来のたわみが得られにくく
胸椎を介して背骨全体の柔軟性低下に繋がりやすく
具体的には横隔膜の動きが生じにくい環境となっています。
本来息を吸う時には横隔膜が引き下げ腹腔内圧が高まる事で
肋骨が引き上がる動きが伴います。
この時背骨は反る方向になっています。
左から二番目状態です。
![](/upload/tenant_1/96e97cca3b54f13930d97305faec8d3f.png)
そういったリブフレアになった時に起こる状態は下記のところです。
・胸椎が動かない
・体幹が機能しない
・姿勢不良(反り腰、猫背、スウェイバック姿勢)
肋骨が開いたままになると、胸椎が伸展しすぎる状態になります。
胸椎が伸展しすぎる状態になると、腰椎もバランスを取ろうとするので
腰椎が反りすぎる傾向になります。
これは反り腰と呼ばれる姿勢で腰椎に圧力がかかり、腰痛の原因になります。
また、肋骨が開いたままになると、腹斜筋や腹横筋などの体幹の筋肉が機能しなくなります。
体幹の筋肉は腰椎を支える役割があります。
体感の筋肉が機能しなくなると、腰椎に過剰な負担がかかり、腰痛の原因になります。
普段の日常生活でリブフレアになりやすい行動
・座った作業(デスクワークなど)
・長時間座ってのスマホ操作
・調理場での調理台にお腹を押し当てての作業
・背もたれがある椅子で背中の上部だけを押し当てて座った状態
・かかとが高くなっている靴を普段から使っている方等
上記の場合はリブフレアになりやすい方です。
次回はリブフレアに対してのケアや当院で行っている施術をお伝えします。