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正座ができない
- 2021/01/16
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先日、Aさんから「膝が痛くて正座ができない」と相談を受けました。
整形外科を受診したところ「変形性膝関節症」ではなく「加齢と肥満が原因」と診断されたそうです。
湿布と痛み止めを処方されたけど、痛みは取れず、仕事や日常生活に支障をきたしているとのことで
これはなんとかしなければ!!!と早速原因を探ってみました。
「正座ができない原因」
●変形性膝関節症
●股関節や太ももの前面の筋肉が硬くなっていてる
●膝裏の筋肉やふくらはぎの筋肉が硬くなっている
●足首が硬い
●腰痛がある
などまだたくさんの原因があります。
Aさんは、特に転倒や捻ったりのようなきっかけはなかったそうです。
しかし、2週間ほど前から左のふくらはぎにダルさを感じ、階段昇降に違和感を感じていました。
来院3日前には、平坦な場所を歩くだけでも膝に痛みがあり、正座ができなくなったそうです。
痛みの原因の根本はどこにあるのか・・・。
Aさんの職業は介護士で日頃から背中と腰が痛い。と言っていました。
Aさんに普段通り歩いてもらったり、座ってもらったところ、
●足首の可動域が小さい
●歩行時、上半身が左に傾いている
●座った時、猫背になる
ことに気が付きました。
そこで膝ではなく、背中と腰と骨盤へアプローチをします。
なぜかというと体の土台である腰・骨盤を整えなければ症状の改善が薄いことがよくあります。
次に猫背矯正で丸まった背中を正しい位置へ戻します。
正しい位置へ戻すことにより、骨盤や膝・足首への不必要な力の負担を取り除きます。
背中~腰~骨盤を調整しただけでしたが歩行時の痛みが取れた!と喜んでもらえ、私もうれしかったです。
そのあと、下半身の筋肉の緊張が強かったので、筋膜リリースを使って緩め
足首の可動域を広げる施術を行いました。
「正座できるようになった!」とは、なりませんでしたが
うつ伏せのったら姿勢で膝90度曲げると痛かったのが90度以上曲げれるようになりました。
Aさんは全身筋肉が緊っ張していて張りが強かったため、ストレッチを行うことを指導しました。
歩行時の痛みがなくなって早く大好きな旅行に行けるといいですね(*^^*)
1度の施術では全てを改善することは難しいですが
何度か行えば症状の緩和・痛みの予防に繋がります。
痛みの根本は痛いところと別のところに原因があることもあります。
諦めずにスタッフに相談くださいね。
画像はこちらよりお借りしました
https://toco-care.com/toco-belt/care/body/pelvis.php