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オススメ!『腸と脳』 みんな、腸内環境を整えよう! ⑤

2020/11/13
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こんにちは!

佐伯区のはな鍼灸整骨院コイン通り院の山口です。

紅葉が見ごろを迎えていますね
コロナウイルスにも油断できませんが、感染リスクの低い屋外へもぜひあしを運んでみましょう!


さて、今回は第5弾!ということで今回も、腸内細菌と人間の情動に関する研究を分かりやすくまとめた本

『腸と脳 内臓感覚は強し』 エムラン・メイヤー 著  高橋洋 訳

の内容をご紹介したいと思います!



第5回となる今回は、脳と腸、そして意識と感覚の関係についてご紹介したいと思います。



脳に話しかける腸

 

私たちは、日々自分の任務を遂行しようと忙しくしていますが、意識が外の出来事に向いている間に、お腹の中で何が起こっているのかについて思いをはせることはありません。

 

私たちがなんにも気にしていない間にも、腸は粛々とやるべき仕事をこなしてくれています。胃腸が生み出す感覚に注意を向けるとどんな風に感じるのでしょうか?

 

次に抜粋するのは26歳女性、健康な被験者が報告した1日分の内臓刺激に関する記録です。

 



日曜日、ジュディーは朝早く目覚め、一杯のコーヒーを飲んでから日課のランニングに出かける。彼女は5㎞のランニングを終えるまでは何も食べない。経験から、胃に食べ物が入った状態では走りにくいことを知っているからだ。


ランニングを終えて帰ってくると、母親と友人に電話する。それを終えるころには空腹が募り、日曜日のいつもの朝食、マッシュルームのオムレツと、クリームチーズをはさんだサワードゥ・バゲットにありつく。


彼女は好みの朝食を楽しむ間、快さを覚える。とはいえ自分が食べているものにはほとんど注意を払っていない。というのも、食べながら興味深い新聞記事を読んでいたからだ。やがて満腹になった彼女は、オムレツを半分残す。その日はボーイフレンドと浜辺でサイクリングをする予定だった。トイレに行った後で外出する。浜辺で二人は楽しいひと時を過ごし、家に帰ると午後7時だった。


軽い夕食を済ませた後、ジュディーは月曜日の午前中に予定されているプレゼンテーションの準備をしなければいけないことを思い出す。不安感を感じ始め、胃に軽い吐き気を覚える。プレゼンの準備が整うにつれて気分は徐々に和らいでくる。そして、午後10時になった時点で翌朝の凝りを片付けることにし、床に就く準備をする。


午前5時半に目覚ましをセットして眠ろうとするが、なかなか寝付けず、目覚めるたびに腹部が鳴っているのに気づく。長く大きな音が、腹部の上方から下方に向けて移動していくように感じられる。とうとう起き上がって台所に行き、残っていたオムレツを食べる。すると腹部の音は止まり、気分は晴れる。こうして彼女は眠りにつく。

 


皆さんも、特に意識していなかったとしても、同様の内臓刺激を日常的に感じているのではないでしょうか?でも、すべての内臓刺激を感じているわけではありませんね。

内臓刺激に対する注意や気づきの一般的な欠如には意味があります。情報が氾濫する複雑な現代社会を生きていくうえで、いちいち胃腸の収縮や音を気にしていたら他のものごとに一切集中できなくなってしまうでしょう。

 

私たちが気付く内臓刺激は、一般に対応を迫られるものに限ります。例えば、空腹感は食べるように促しますし、満腹感は食べ過ぎないように食べるのをやめさせます。それ以外のほとんどの内臓刺激については、胃腸そのものに問題(胃炎、胸やけ、食中毒など)がない限り、私たちは安心しきって気付かないままでいます。

 

 

 

前述したように、ほとんどの人は、ほぼすべての内臓刺激に気付いていませんが、顕著な例外として、自分の心臓の拍動音や腸内の運動の音に気付く人もいます。

この様な人たちは、胃腸を含め身体から送られてくるあらゆるシグナルに対して敏感です。いわゆる、‘感覚が鋭い人’ですね。彼らは、刺激の強い食べるものにこそ注意は必要ですが、一般的に誰もが食べられるものを同様に食べることが出来ます。

 

しかし、不運な例外もあります。それは、胃腸から送られてくるシグナルが破損されていて、間違った情報として送られてくる人です。このような人達は、消化管が備える感覚系の複雑さを考慮すると、普通の食べ物、あるいは不健康ながらたいていの人にはいかなる症状も引き起こさない食べ物や食品添加物に過剰に反応してしまいます。

 

大多数の人は、消化管で集められた感覚情報の90%以上は、意識に上りません。基本的に、腹部から日夜上ってくる刺激を無視することができます。しかし、腸管神経は、この刺激を注意深く監視しています。内臓刺激の多くは、感覚系の複雑なメカニズムを通じて粛々と消化管の小さな脳に送られて、消化器系の機能を日夜最適なものに保つために必須の上方として利用さます。二十四時間三六五日常に連絡を取りあっている消化完と腸管神経のネットワークは、私たちの健康や快適なくらいにとって、想像よりもはるかに大事な仕事を担っているのかもしれないのです。

 

いかがだったでしょうか?

脳と腸は本漚に密に連絡を取り合って、双方の健康を維持しようとします。意識できる情報ももちろん大事ですが、意識できない情報が、めぐりめぐって私たちの健康や人生に大きく影響します。そして、腸のセンサーは人によって、違います。

‘何を食べるとどんな動きかあるのか、どんな症状が出るのか’

もし、身体にいいと言われる一般的な食べ物(牛乳、卵、ナッツなどあらゆるもの)が体に合わず、常識に従って無理して食べていた場合、それは皆さんが思っている以上に逆効果かもしれません。

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