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腰痛は進化の証

2022/03/01
ブログ
人間の骨格は、腰がとても不安定です。これはヒトへの進化の過程で、四足歩行時、狩りの為の前屈運動で腹部の骨が退化したからです。

二足歩行になり、腰には一本の背骨しかないから不安定な状態になったのです。
そのため、加齢とともに腰周りの筋力が衰えて柔軟性が低下すると背骨や腰骨への負担が増え腰痛が生じます。
筋肉が硬くなり血流が滞ったり、姿勢が悪くなり骨盤が歪むことが原因です。

対処法は、腰骨を支える体幹筋(インナーマッスル)を鍛えることが効果的です。
筋肉が腰骨を支えることで血流の滞り、身体の歪みを防ぎます。
ここで言うインナーマッスルとは、腰の中心から大腿骨までをつなぐ長い筋肉、腸腰筋のこと。
鍛えることで腰の軟骨と腱を守ることが出来ます。

おすすめのトレーニングは

おてがるランジ!です。


片方の足を一歩前に出し

      


前足に重心をかけながら、両膝を曲げて腰を真っ直ぐに下ろします。 



このまま10秒間キープです。

これを片方5回行います。両側行っても2分もあればできてしまいます。

このトレーニングは、腰を支える腸腰筋と、お尻から太ももの前後の筋肉など下半身全体に効果が期待できる万能トレーニングです。
気が向いた時にサクッとできますので是非やってみて下さい。



そして、腰痛の原因は筋力の低下に限らず、股関節の歪みが原因の場合もあります。
特に、普段から下半身の筋肉を使わない人は股関節の柔軟性が無くなり、可動域が狭まり股関節の動きを補うために、腰骨・骨盤に負担をかけているのです。そんなときは、もものうらにあるハムストリングスをストレッチしましょう。普段使っていない筋肉を柔軟にすることで腰骨・骨盤への負担を軽減できます。

股関節が硬くなる原因は?

・歩く習慣が無い
・デスクワークが多い
・冷えでむくみやすい
・姿勢が良くない

これらに思い当たる方はハムストリングスのストレッチを心掛けましょう。


貴方にはこれが必要!といったトレーニングやストレッチをご来院及び訪問鍼灸マッサージの施術の際にお伝えさせていただきます。

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